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カナログ  自分の中心にむかって不定期につぶやいてます

2010.01.09 Sat 00:06
始まりましたね、大河ドラマ。
年末年始怒涛の番宣構成にちょっと萎え気味だったんですが、福山龍馬のご尊顔はしっかりと拝ませていただきましたよ。

ちょこっと印象を。

いやぁ、子役の龍馬が福山さんそっくりでしたねー!
なんだかんだ一番印象に残ってるのってそこかも知れない。笑
それにしても最近の子役は層が厚いよなぁ。

冒頭で香川さんが登場するもんだから、今週も坂の上の雲なのかと一瞬思ってしまったのは私だけじゃないはず。。
そう言えば、岩崎弥太郎が龍馬を回想するって構成だったんだっけ。
それにしても香川さん、ドラマ引っ張りだこですな。
あのちょっと泥臭い個性が脇で光るんだよなぁ。

福山さんの龍馬はなんというか、、本当に二枚目でしたね。
泥まみれになって熱演してても何かのPV見てるみたいな、そんな印象。
良い悪いは一旦置いといて、確かに”誰も見たことのない新しい龍馬”なのかも。
あんなにアクのない、さらっと爽やかな龍馬はイメージになかったよね。
育ちの良さが滲みでちゃう天然ほんわか龍馬。
(上士と下士の階級差別の背景はあるものの、岩崎家の極貧ぶりと比べちゃうと龍馬は所詮ボンボンだよなぁ。)

脚本の福田さんは、龍馬が龍馬になるまでのドラマを描くみたいなことをおっしゃってるんで、もしかしたら物語が進むにつれ、いわゆる世間一般の”龍馬像”みたいなものに近づいていくのかも知れないけどね。
ドラマの設定上、福山龍馬はまだ10代な訳で…。汗
まだまだ発展途上ということなのでしょう。

坂本龍馬ほどの超有名人になると、100人のファンがいれば100通りの龍馬像みたいなのがあるだろうから、誰がどんな風に演じたとしても「なんだかイメージと違う」になっちゃう。
最初から新しい龍馬を描くとか言い切っちゃうのって実は上手い作戦だよね。

それで私が何を言いたいかというと、福山龍馬も悪くなかったってことです。笑

だって福山さんかっこいいもん。
あのくらいさらっとアクがないほうが1年間という長丁場には視聴者にとっても丁度良いんじゃないでしょうかね。
ドラマのテイストも、骨太の幕末史というより青春群像劇みたいだから尚更、ね。

ところで広末はビックリするくらいオーラがなかったんですが、あれは演出なんですか?
広末が高知出身じゃなかったら加尾じゃなかったんだろうな、って何となく思う。

女性陣の中で印象に残ったのは寺島しのぶ。
乙女にしては線が細い、と龍馬ヲタのウチの相方が熱弁を振るってたんですが、悪くなかったよね?

あと楽しみなのは大森南朋。
二日酔いしたくらいで切腹しようとしちゃうところなんか、武市半平太の生真面目さが良く出てたんじゃないか。
この人は優等生からダークサイドまで、嫌味なく演技の幅が広いんだよな。

ストーリーに関しては…これからの展開を見守るって感じですかね。

歴史モノとして描くと幕末の複雑さに福山さん目当てのライト視聴者層が着いてこれなくなりそうだし(私を含む)、かといって完全に月9化してしまうと従来の大河ファンが離れていきそう。

さすがの私も「HERO」や「ガリレオ」を1年間見続けるなんて無理よ。笑
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